『もしも,介護従事者がリハビリを学んだら』
通称,もしリハセミナー
もしリハはリハビリという概念を世の中に広く知ってもらうための入門編セミナーです.
リハビリというと,理学療法士,作業療法士,言語聴覚士の専門家をイメージしがちですが,
誰もが行える概念です.
少しでも多くの方にリハビリ概念を知ってもらい,日々のケアがより良いものになっていくことを心から願っています.
もしリハセミナーは基本的に月一回ペースで行っています.
毎月テーマは5つの中から選ばれて行っています.
2015年8月のテーマは脊椎圧迫骨折,9月は大腿骨頸部骨折でした.
今後の予定は下記の通りです.
2015年10月29日 もしリハ 脳卒中編
2015年11月28日 もしリハ 高齢者の特徴編
2015年12月17日 もしリハ パーキンソン病編
2016年1月28日 もしリハ 脊椎圧迫骨折編
2016年2月27日 もしリハ 大腿骨頸部骨折編
2016年3月17日 もしリハ 脳卒中編
一回のセミナーは2時間,2000円となっています.
短時間で要点をしっかり盛り込んだセミナーとなっています.
セミナーの構成はICF概念を元に,疾患の特性や基本動作について,人体の構造理解,動作理解からの介助方法,声かけから簡単なトレーニングメニューの実践となっています.
また,変わる!介護はご縁を大切にしています.ご参加された方同士が繋がり新たな出会いのきっかけになり介護現場がより良くなることを目的に,セミナー中にアイスブレイクやワークショップを盛り込んでいます.
過去の資料を一部公開します.
立ち上がりに関しては,実は基本的な立ち上がり方というのが存在します.先ずは基本的なことをベースに介助方法等を学んでいきます.すぐに介護現場に役立つ知識を!
先ずは講義形式でスタート.
もしリハセミナーは講義形式だけではありません.
実際に実技体験.立ち上がりの動作について学んだ後はそれを活かした介助方法,立ち上がり方の実践.参加者同士で体験していただきます.
参加された方々で意見交換.シェアすることで見えてくることがたくさんあります.
もしリハセミナーではICFの概念を重点的に取り入れています.
国際生活機能分類(ICF)とは,身体機能のみならず,社会参加や活動をも視野に入れ,障害や病気という負の側面だけではなく,前向きに中立的に人間を理解するためのものです.
つまり,「障害(変調または病気)があるから○○できないね」というのではなく,「これがあったら○○できるね」,「こうしたら○○できるね」という視点で課題を整理するための概念です.
目の前にいる方をより細かく見ていくことのできる考え方です.
※ケアリハ検定では,リハビリ専門職である理学療法士らが
講師をつとめています.実際の介護現場で培った障害者や
高齢者へのサポート方法の知識・技術を提供いたします.
事前学習なしでどんな人でも受講して頂くことは可能です.
ケアリハプロジェクトの主軸であるケアリハ検定をご用意しています♪
ケアリハ検定は3級,2級,1級,セラピスト,インストラクターがあり,それぞれに重要なポイントをぎゅっと詰め込んだ内容になっています.