
こんばんは!
変わる!介護の森です。
今日は生活リハビリ講座vol.001「椅子の座り方一つで大違い!?椅子の座り方について考えよう!」について書かせていただきます。
リハビリの指導・コンサルとして様々な施設に行っている中で、よくみる「座り方」にまつわるお話ができたらと思います。

椅子にまつわる話。こんなことありませんか?

介護施設に行った時にこんな場面がみたことはありませんか?
☑️車イスの上で座りきり。
☑️座面が低く背中が丸くなって座っている。
☑️ソファーに沈むように座っている。
これらのことは実は様々な弊害をもたらす場合があります。
座っているだけで負担になることがある。
座面が低い、もしくはソファーのようにお尻が深く沈み込む椅子の場合は右記のように背中が丸く、膝が高くなるような座り方になりがちです。
この座り方をとることで一見ラクに見えることも出来ますが、実は身体にとって負担をかけている場合があります。
下の図は座り姿勢の腰椎へのストレスが書いてあります。この図をみるとまっすぐに安定して座るに比べて実は背中を丸く座った方が腰の負担が大きいことがわかります。
この表には腰椎椎間板(腰の骨と骨の間)に対する負担のみ書かれていますが、負担になるところは他にもあります。
例えば内臓器への圧迫。
胃腸への圧迫が原因で内臓運動が阻害されます。
そうすると嘔吐や便秘につながってしまうことがあります。
また背中の丸まった姿勢は腰痛やお腹周りや足の筋力低下につながることがあります。
他にも腹部の圧迫によって循環不全につながり、むくみにつながるケースもあります。ここには書ききれないメカニズムがあるので、後日各論にできたらと思います。


丸まり姿勢は楽だけど、、、

介護施設によっては「ご利用者様が楽だから」という理由でソファーにずっと座りきりにしている場合もあります。
しかし、中〜長期の期間でみていくと筋力低下や腰痛、股関節の拘縮、便秘などといった二次的な障害を生み出していきます。
二次的な障害を防ぐためにも椅子に座れる方は可能な限り椅子に座って頂く(ただし30分に1回は立つことがベスト)。
もし椅子への移乗が困難な場合でも左記のように車椅子上でもフットレスト上で足を下ろして姿勢を整えることが大切になってきます。
日常でできるちょっとしたことから二次的な障害を予防していきましょう。
変わる!介護 森